2015年10月19日月曜日

大通峠


<2015年 10月18日>
午前中に仕事が終わり、昼から慌てて自転車にまたがる。
ライトが見つからないのが一つの理由ではあるが、どこかに保管した記憶があれど、どこか思い出せない。
この日は前々から挑戦してみたかった大通峠へ向かう事にした。



自転車を始めた頃に大通峠は気を抜くとひっくり返るくらいの激坂だと教えられた。
それゆえにビビッてなかなか気が進まなかったのだが、意を決して行くことに。

東陽町のせせらぎからいつもは左折するコースをそのまままっすぐ進む。


アップダウンが続くが道幅は広く、走りやすい。
この先どんだけきつくなるのかわからないのでゆっくり脚を疲れさせないように進んだ。
かわまた保育園では運動会だったのかにぎやかだった。


途中見かけた石橋でパチリ。
中腹くらいから段々と登りがきつくなってくるが、おそらく8~10%くらいだろう。
なるだけアウターで登っていき、もうダメかなってところでインナーに。
それでもゆっくり余裕持って登ったせいか激坂だとは思わなかった。
むしろ高所恐怖症なのでどんなループ橋なんだろうとそっちが気になった。



で、ループ橋。
想像していたものとは違っていてちょっとホッとした。
うちから35~6kmくらいで頂上と思っていたが、どうやら25~6kmくらいだと気づく。
一気に気分が楽になる。


大通トンネル。
何度もいろんなブログで確認した。
このトンネルを通るのではなく、左の旧道に入る。
そこから細い道を登っていく。

その細い道で事件は起きた。


石でタイヤをサイドカット。
ただのパンクではなくタイヤをやられてしまった。
タイヤの予備はなく、SNSに情報を流そうとするもネットがほとんど通じない。
電話も時折圏外だった。

とりあえずチューブ交換をしてチューブがはみ出なければいいなと思いながらチューブをはめてみる。
その時、一瞬だけネットがつながりSNSのコメントが目に飛び込んだ。
その方が言うにはどこか民家に行き、ガムテープか何かで内側を補強してみれば?との事だった。
周りには民家もなく、あとどれだけ登れば頂上かもわからない。
その時ハッと気づいたのがツール缶の底に入れていたパンク修理用のキット。


このパッチを内側から当てる事にした。
無事うまくいき、即引き返すことも考えたが、せっかくここまで来たので頂上を目指す事に。
パンク修理をしながら妙に燃えてしまい、自転車って人を強くするなと思った。
するとほんの数百メートルで到達。


無事に大通峠を獲った。
ひっくり返ることもビビることもなく到着した(笑)
頂上では携帯つながりますの看板を目にし、スマホを見るとバリバリネットにつながっていた(笑)


この後念願のカフェに寄ろうかと思ったが、タイヤの件を考慮して早めに帰る事に。
ライトもないし。
カフェは次の宿題に。


大通峠は標高779m
近辺には4つの峠があり、これで笹越峠に次ぎ2つ制覇。
残るは子別峠と二本杉峠。

家から25~6kmで到達する上に、道もよく、斜度も良い感じ。
いいヒルクライムコースと出逢った。
熊本市内のサイクリストが俵山や金峰山を登られるのをうらやましがっていたが、地元にもいいコースがあると改めて思った。

また来よう。

●走行距離 52.52km
 
コースはコチラ(STRAVA)
 

2 件のコメント:

  1. あらら~サイドカットですか。
    パッチで補修出来るレベルで良かったですね。
    自分はチョコの包み紙で応急処置した事がありますね。
    あっ、峠ですが、三本木峠もありますので是非!

    返信削除
    返信
    1. 1008さん
      はい、家族の迎えも頭よぎりましたが、諦めなくてよかったです。
      チョコの包み紙ですか!
      やっぱ自転車は強くなりますねd(^_^o)
      三本木峠をググったら1008さんのブログにたどり着きました。
      酷道じゃないですか( ;´Д`)
      しかも峠らしい標識もないようで(T ^ T)
      考えときます(笑)

      削除